教育懇談会

2019年度 開催報告

就職活動の現状と大学の取り組み・サポート方法
2019年度関東地区就職懇談会
(浦安市)

 6月15日(土)、浦安キャンパスで1~3年生の保護者を対象に「関東地区就職懇談会」が開催された。当日は雨にも関わらず、多くの保護者が参加し、就職への関心の高さがうかがわれた。

安井学長
福田会長
会場の様子
【第1部】
「明海大学の就職に対する取り組みについて」
1年生から就職を意識した「キャリア教育」

ホスピタリティ・ツーリズム学部長/キャリアサポートセンター長
内苑孝美教授
1、2年生は「キャリアプランニング」
内苑教授

 明海大学浦安キャンパスには就職を支援する「キャリアサポートセンター」が設置されている。ここでは就職に関する情報を収集するほか、就職の相談にも応じる。相談内容によっては専門スタッフが個室で対応することも。
さらに大学では1年生から、将来働く自分をイメージさせ、進路を考えるキャリア教育を行っている。1年生と2年生は保健医療学部を除く全学部生に「キャリアプランニング」の授業を必修とし、自己理解から始まり、ディスカッションやプレゼンテーションなどのコミュニケーション能力を高めて、来るべき就職活動に備える。

「キャリアデザイン」と「eラーニングシステム」

 3年生は、実際に業界分析や面接対策を行う「キャリアデザイン」の授業を選択することができ、4年生では就活コーチングスタッフにより、一人一人が進路決定するまで就活をサポートしてくれる。「1、2年生の保護者は学生に、3年で『キャリアデザイン』を選択するように勧めてください」と話した。
また、採用試験では「SPI」という知的能力などを評価する総合適性検査を課す企業も多い。明海大ではSPI対策のeラーニングシステムを用意しており、積極的な活用を推奨している。

就職スケジュールは流動的

 現在の4年生の就職活動のスケジュールは、3年生の夏からインターンシップがスタート、3月から企業説明会が始まり、履歴書にあたるエントリーシートを提出。4年生になって6月から面接などの選考活動が始まり、随時内定が出されるという流れだった。
しかし、経団連の「就職協定」の廃止が決まり、今後は政府がルールを作ることになっているが、実効性に不安があるのが現状だ。今の3年生が就活を行う2020年は東京オリンピックが開催されるので、さらにスケジュールが予想しづらい。
一方、現在の4年生の就職活動も経団連のルール通りには行われていないのが現状で、3年生の秋には内々定をもらった学生もいたという。なぜ企業の採用活動が始まる前に内々定が出るかというと、本来「職業体験」であったインターンシップが学生と企業の接点となっていることが挙げられる。インターンシップが採用活動に影響を与えていることから、大学では積極的にインターンシップへ参加するように呼びかけている。
そして3年生の夏にインターンシップに参加するには、2年生のうちに希望する業界を絞り込み、情報を集めていく必要がある。そのためにも、本学での1年生からのキャリア教育が効果的である。

【第2部】
講演
「就職を取り巻く環境変化と支援の在り方」
売り手市場は本当か?

株式会社リクルートキャリア就職情報サイト「リクナビ」編集長 
仲世古妙氏
業種・規模によっては厳しい就職
2部講演 仲世古氏

 大卒の求人倍率は1.88倍で、5年連続の売り手市場となったが、学生の就職活動は楽になったのだろうか。ある大手メーカーでは1万4千人の応募があった。しかしエントリーシートが通った学生は2500人と、ここでなんと1万人以上の学生が振るいおとされてしまう。さらに筆記試験を通過し、一次面接にこぎつけられた学生は500人だ。最終的に内定を獲得した学生は40人であったという。実際、2017年の調査では学生がエントリーした平均数は25社で、内定もしくは内々定がもらえたのは平均2社である。
これは求人倍率を企業の規模別にみると、従業員が300人未満企業の求人倍率は9.91人なのに対し、5千人以上の企業では0.37人となっており、大企業への就職は依然として厳しいのだ。さらに業種によっても、金融業は0.21人なのに対して、流通業は12.57人となっている。このことから、現在でも就職活動は容易なものではないことがわかる。

企業は学生のどこを見ているのか

 企業が採用で重視する項目は圧倒的に「人柄」であるとのアンケート結果がある。一方、学生が面接でアピールした項目で一番多いのは「人柄」であり、ここは双方同じである。しかし、企業が2番目に重要視するのが「自社への熱意」であるのに対し、学生がアピールした2番目は「アルバイト経験」だった。なぜ、学生が企業への熱意を語れないのか。それは就職活動への準備時間が短いために、企業研究に十分な時間を取れないことが原因であると考えられる。学生に就活の悩みを聞くと、業界研究、企業研究、自己分析が足りないと答える人が多い。企業に自分の熱意を十分に伝えるためには、早くから就職活動の準備を始める必要がある。
企業はなぜ他社ではなく当社なのかという志望動機と、仕事で活躍できる思考力や能力があるかを見ている。プラスアルファで入社後に伸びるかという今後の可能性を加味して採用する。学生は企業が見ている項目にマッチするようなアピールをする必要がある。

保護者の支援は必要。でも押し付けはNG

 就職活動にかかる費用の平均は「17万960円」と言われている。特に交通費は平均で5万円だ。また、遠方へ面接を受けに行く場合は宿泊費もかかる。学生が就活中にしてもらってうれしかったことの一位は「金銭的、物質的援助をしてくれた」である。
保護者世代の就活では製造業への就職が多いが、2013年の調査では学生の就職はサービス業が多く、製造業は保護者世代の半数だ。学生へのアンケートで保護者にされて嫌だったことの一位は「企業選びに意見されたこと」だ。保護者世代と今の学生世代では就職活動のスケジュールも活動の仕方も全く異なるように、就職先も変化している。親の価値観を押し付けることなく、子どもの個性を尊重しながら、励まし、支援することが大切である。

【第3部】
パネルディスカッション
「4年生が就職活動体験を語る」

コーディネーター
総合教育センター准教授大黒章子氏
3部 パネルディスカッション 大黒教授
パネリスト

<参加者>
茂呂俊祐さん(日本語学科)
神谷星香さん(英米語学科)
泉澤光さん(中国語学科)
小林大起さん(経済学科)
牧内聰介さん(不動産学科)
鈴木真帆さん(HT学科)

どんな学生生活を送ってきましたか

鈴木:CAを目指して、準備してきました。また、資格を取ったり、アルバイトもする日々でした。

牧内:大学では宅地建物取引士の資格取得が必須だったので、その勉強をしながら、アルバイトもして、テニスサークルで事務仕事も担当していました。

小林:公務員を目指していたので、大学の勉強と並行して公務員試験の勉強もしていました。

泉澤:入学したとき、同級生との語学力の差を痛感し、中国語を猛勉強。おかげで、学内のスピーチコンテストでは首位となり、北京に短期留学もできました。

神谷:入学当初からUCLAへの短期留学を目指して勉強しながら、サークル、アルバイトもしていました。

茂呂:体育会サッカー部に所属していたので、部活とバイトの日々でした。バイト先は個人経営の焼き鳥屋だったので、売上のことや新メニューのアイデア出しなども経験して、企画や営業を学ぶことができました。

進路について考え始めた時期は?

茂呂:大学に入ったときはプロサッカー選手を目指していましたが、2年生でプロ入りは断念して就職しようと思いました。

泉澤:3年生の冬にインターンシップへ行って、そこで失敗したんです。そのとき就活生としての自覚が芽生えました。今考えると遅いですね。

牧内:3年になっても就活には消極的だったんですが、夏にインターンシップに行き、他大学の学生の意識の高さに刺激を受けたのがきっかけです。

就職活動を経験してみて感じたことはありますか?

小林:選考スケジュールが、経団連が発表しているものより実際は早く動いていることに驚きました。大学3年の3月に始まるはずの就活ですが、私の場合、3年生の11月には内々定をもらいました。

泉澤:インターンシップでは企業の人は温かい雰囲気で迎えてくれましたが、選考となるとガラッと変わるので驚きました。

神谷:企業の人は学歴で学生を見ていると思っていましたが、人間性もちゃんと見てくれていると感じることがありました。

学生時代にやっておいて良かったことや、逆にやっておけば良かったと後悔することはありますか?

茂呂:人脈作りはやっておいて良かった。実は内々定4社のうち3社はバイト先で知り合った業界関係者の紹介なんです。

神谷:良かったのは歴史の長いサークルに入っていたので、OBやOGから就活のアドバイスをもらったり、企業の生の情報をもらえたりしたこと。私は教えてもらったポイントをノートに書いて整理していました。

小林:進級要件だった日商簿記検定2級を取得しておいたのは良かったです。SPI対策はもっとしておくべきだったと後悔しています。

鈴木:私は総合旅行業務取扱管理者の資格を取得しておいて良かったと思ってます。後悔しているのは、神谷さんとは逆にサークルに入らなかったこと。先輩との縦のつながりは大切だと、3年生になって実感しました。

就活中の親御さんとの関係を教えてください。

茂呂:親に話すと私の考えを否定するのではないかと思い、具体的な話はしませんでした。

神谷:2年生の冬に母と一緒に就活のスケジュールを立てました。また、面接の日の朝は、どんなに早朝でも朝ごはんを作ってくれたことがうれしかったです。

泉澤:公務員の父は、民間への就職に否定的だったので、相談はほぼしていません。それでも交通費を助けてくれたのはうれしかったです。その後、バイトして返しましたよ。親も一緒に企業研究して、社会人の目線でアドバイスしてほしいです。学生の意見を否定したり、押し付けたりするのはやめてほしいですけど。

牧内:面接の合否の連絡を待つ間、不安に思っているときに親が「大丈夫、あなたなら受かってるよ」と励ましてくれたので安心できました。

鈴木:CAになりたいという夢を、両親はいつも応援してくれました。両親がいなければ、ここまでできていないというくらい支えてくれています。でも、その支えがプレッシャーになって泣いてしまったことがあるんです。そのとき言われた、「自分のために頑張りなさい」の一言で安心できました。

参加した保護者の声
  • 就職はまだ先のことだと思っていましたが、大学からの案内をいただいたので参加しました。そして、就職活動の準備は1年生からでも早くないとわかったので、今日は参加して良かったです。(英米語学科1年)
  • パネルディスカッションの学生さんたちが、皆さんとてもしっかりしているので感心しました。自分の子どもが、あれだけのことができるようになるのか心配。できれば、優秀な学生だけでなく、普通の学生の体験談も聞きたいです。(経済学科1年)
  • 就職活動の様子がわかって勉強になりました。大学が持っている就職の情報をもっと保護者と共有した方が、子どもへのアドバイスも的確にできるのではないかと思いました。(ホスピタリティ・ツーリズム学科1年)

関東地区教育懇談会(2年・4年)

 7月13日(土)、明海大学浦安キャンパスで、関東地区教育懇談会(2・4年生対象)が開催された。

会場の様子
会場の様子

 全体会で今野正弘教育後援会副会長は「地区教育懇談会は、保護者と大学をつなぐ教育後援会としても重要な事業。有意義な一日となることを願います」と挨拶した。安井利一学長は「地区教育懇談会は教育後援会の皆様の大学への熱い思いによって支えられており、感謝しております」と挨拶した。また、来年は開学50周年を迎えることから「今日は保護者の皆様からいろいろな意見をうかがい、三位一体で大学を良くしていきましょう」と話した。

今野副会長
安井学長
鈴木課長

 鈴木洋州学生支援課長からは、大学の近況報告が行われた。
 明海大学では学生の支援に力を入れており、欠席の多い学生への声掛けなどを積極的に行い、一人一人の学生が抱える悩みや問題の解決に向けて日々取り組んでいる。また、健康のことや経済的なことも気軽に相談できる体制を整えており、相談することは特別なことではないという雰囲気作りを心がけている。保護者に向けても、気になることは大学に連絡してくださいと話した。
 就職については、今春の卒業生の就職率は前年をさらに上回り、特にホスピタリティ・ツーリズム学科は5年連続の100%を達成するなど引き続き活況である。就職の採用スケジュールについては、現3年生までは今年と同様であるが、現2年生については、今年度検討される。また、現4年生の就職活動の状況を見ると、3年生の10月には内々定をもらった学生もおり、企業の動きは相変わらず早いので、就職活動に取り組むよう指導している。なお、保護者には就職活動に向き合う学生の「心の支え」になってほしいと話した。

個別相談
施設見学

 全体会の後は個別面談が行われた。面談では、保護者が学生を指導している教員から直接、学生の普段の様子や成績などについて話を聞いた。また面談の合間には、学内見学が行われ、教職課程センターや図書館などの施設を見学した。

 最後は場所を学内のレストラン「ニューマリンズ」に移して、懇親会が行われた。今野副会長は「面談で聞けなかったことも、先生に聞いてみてください」と挨拶。保護者と教職員が、アットホームな雰囲気で交流を活発に行っていた。

懇親会の様子
参加者の声
  • 就職も決まってホッとしていたら、大学から履修のことで問い合わせがあり、驚いて参加しました。個別面談で卒業には問題ないと分かって安心しました。小中学校と違って学内の情報があまり入ってこないので、この地区懇談会に参加すると安心できました。(英米語学科4年女子の保護者)
  • 成績のことで心配があったので参加しました。勉強内容については、もう親には分からないので、先生に直接相談できるのは助かります。懇親会には昨年も参加しました。いろいろな人とお話ができて楽しかったです。(ホスピタリティ・ツーリズム学科2年女子の保護者)
  • 娘はあまり大学のことは話さないので、今回初めて参加することにしました。大学に来るのは入学式以来ですが、明海大学はフレッシュな雰囲気がいいですね。今日は参加して良かったです。(日本語学科2年女子の保護者)
  • 就職のことを相談しようと思い参加しました。息子とは離れて暮らしているので、地区教育懇談会は普段の様子を知るいい機会で、参加後は毎回ホッとした気持ちになります。(英米語学科4年男子の保護者)
  • 施設見学などで大学の雰囲気が分かったので来て良かったです。娘からいろいろ話を聞いてはいますが、聞くと見るのとでは違いますね。先生と直接お話ができるのも良かったので、来年もまた参加しようと思います。(ホスピタリティ・ツーリズム学科2年女子の保護者)

2019年度北海道地区教育懇談会(札幌市)

9/7
会場 ホテルマイステイズ札幌アスペン

 今年度初めてとなる地区教育懇談会が、札幌でスタート。当日は8組9名の保護者と、大学職員・教育後援会役員11名が参加して行われた。

ホテルマイステイズ札幌アスペン
福田後援会長

 初めに福田清一教育後援会会長が、夏に行われた日本人学生や留学生、大学教職員が一同に集った『サマーキャンプ』の様子を紹介。「私もグループディスカッションに参加しましたが、学生たちの真剣な様子、素晴らしい笑顔が心に残りました」と話して「今日は不安を抱きながらいらしたと思いますが、先生方に全力でぶつかって、少しでも不安を安心に変えてください」と挨拶した。

 続いて壇上には安井利一学長が立ち「北海道からは27名の学生をお預かりしている。明海大学は学生とも保護者とも近く…を心掛け、この教育懇談会で頂くご意見も大いに参考になっている」と話して、「これからの社会は複雑で変化も大きい。学生には問題を解決できる能力を高め、力強い社会人になってほしい」と続けた。
 そのために、大学では進級要件の設定や外部試験の取得などで学修の可視化に取り組んでいること、大学内外に充実した設備を整えていること、2019年4月より新たに保健医療学部口腔保健学科を新設したことなどを説明し、学生への支援や保護者の協力を呼び掛けた。

鈴木課長

 次に学生支援課の鈴木洋州課長が、大学の近況報告を行った。保護者が特に気になっている就職活動の状況については詳しい説明があり、現3年生、現2年生、現1年生の採用スケジュールを紹介。企業による広報・採用活動開始時期の決まりはあるが、実際にはそれよりも早い時期に内定を出す企業が多くあるのも事実で、インターンシップなどで学生との接触を積極的に図っていると説明。また、ここ数年来は学生有利の売り手市場になっているものの厳選採用には変わりがなく、人柄、熱意、可能性の3つのポイントが大切であると伝えた。そして保護者にはキャリアサポートセンターの活用や、3年次に受講できるキャリアデザインの内容を伝え、「子どもの価値観を否定しない。社会人の先輩としてのアドバイスや励ましをしてあげてほしい」と結んだ。

安井学長と保護者懇談

 続く個別面接では学科教員との面談のほか、留学や教職課程の相談にも多くの保護者が足を運び、有意義なものとなった。また安井利一学長も保護者の間をまわり、学生生活の様子や単位の取得状況などを話し「キャンパスが東京に近く、いろいろな刺激もあるから心配ですよね」「最近は一般入試での入学者も多く、意識が高い学生が多いから個々の意識を高めていければ…」などと答えながら、保護者の話に耳を傾けた。

 懇親会は「皆さん、先生方とのお話を終えて、少し表情が緩んだのでは。これからはお食事を楽しみながら親睦を深めてください」という福田清一後援会会長の挨拶でスタート。毎年恒例の学生からのビデオレターの上映もあり、笑顔の写真ととともに感謝の言葉を伝える子どもたちの様子を、保護者一同うれしそうに眺めていた。

懇親会の様子
参加者の声
  • 大学の出席や単位取得状況はウェブで見られるので登録したが、普段子どもから連絡がなく、心配だったので参加した。先生と直接お話ができ、よく見てくれているのがわかって、今日は参加して本当によかった。地方まで来てくれるのでとてもありがたい。(英米語学科1年・男)
  • 3年連続の参加です。子どもからの返信が心もとないので、先生に直接聞けるというのが助かっています。初めて参加した時に、懇親会で流れたビデオレターに感激してしまって(笑)。自分の子どもだけでなく、ほかのお子さんの成長も見られるので、今ではこの地区懇談会は1年に1度の楽しみです。今回は1年生の保護者の出席が多かったので嬉しいですね。(英米語学科3年・女)
  • 去年に引き続き2回目の参加。本人のモチベーションも高く、進級要件や単位取得も頑張っている、という話が聞けた。先生からは、「3年生に向けて、どんな方向に進みたいのか…という事を親子で話してみて」というアドバイスをもらった。(ホスピタリティ・ツーリズム学科2年・女)
  • 参加する前は、大学生活や勉強について大いに心配していた。大学なのに個別面談?こんなことまでしてくれるの!?と驚いた。面談では頑張れば道はいろいろある、と聞けたのでよかった。(経済学科1年・男)
  • 3年目にして初めて参加できた。本人は大学生活を満喫しているが、先生から見てどんな学生なのか?ということを聞いてみたかった。頑張っている様子を直接聞けて安心した。ほかの保護者の方にも“大学生になっても先生と直接お話した方がいいですよ”ということを伝えたいです。(日本語学科3年・男)

2019年度北陸地区教育懇談会(新潟市)

9/21
会場 ラマダホテル新潟

 今年度2カ所目となる地区懇談会は、新潟市のラマダホテル新潟で開催。新潟県をはじめ山形県や宮城県からの参加者も含めて、18組29名の保護者が集まり会場はほぼ満席となった。

ラマダホテル新潟
福田後援会長

 最初に登壇した福田清一教育後援会会長は「本日はたくさんの保護者の皆様に集まっていただき大変うれしく思います。今はまだ不安げな表情の方もいますが、その気持ちをぜひ先生方に話してください。不安が安心に変わり、この後の懇親会で皆さんの笑顔を見られることが、我々の喜びになります」と挨拶。

安井学長

 続いて安井利一学長が「このような地区懇談会は全国11カ所で開催します。教職員一同、保護者の皆さまと直接お話をするこの場を大切にしたいと考えて参加していますので、お子さんから聞き出すのは難しい日頃の様子などを、担当の先生からぜひ聞いてください」と語り、多様な学生に合わせた人材育成、学修の可視化を狙って取り組んでいる各種の資格取得、来年の創立50周年に向けた教育改革などについて説明をした。また先日独創的な研究に贈られる『イグ・ノーベル賞』を受賞した同大学保健医療学部の渡部茂教授の研究についても触れ、「保護者の皆さまには、ぜひ子どもたちの背中を押してもらいたい」と結んだ。

会場の様子

 学生支援課鈴木洋州課長は大学の近況報告を行い、2001年度から取り組んでいる授業出欠席状況調査について紹介。「知らない場所や知らない人に囲まれた中では、ちょっとしたつまずきから大学に来られなくなってしまうことがある。教職員から積極的に話しかけ、学生にも気軽に相談に来てもらい、退学に至らないようにしたい」と話した。
 その後就職活動の説明に入り、現3年生、現2年生、現1年生の採用スケジュールを伝え、「スケジュールの大枠は決まっているが、実際には早く内定を出す企業があり、積極的にインターンシップに参加することが大切」と訴えた。
 また採用試験では人柄、熱意、可能性の3つのポイントが重要で、企業は学生に大学時代の経験を問う中で“計画→実行→振り返り”のプロセスができる人物かどうかを探っていると話し、1・2年生も今後何かに取り組むときには、この点を心に留めてほしいと呼びかけた。そして「親として、社会人の先輩として、学生たちを励まし支えてあげてください」とアドバイスを送った。

個別面接

 個別面接では留学や教職課程の相談を希望する保護者も多く、時間いっぱいまで教職員と熱心に話をする姿があった。安井利一学長も保護者の間をまわり、さまざまな話に耳を傾けていた。

懇親会 料理

 懇親会には多くの保護者が参加し、おいしい料理とお酒を楽しみながら、和やかな雰囲気の中で保護者同士や教職員との会話が盛り上がった。最後に4組の4年生の保護者から挨拶があり「先生方には親身になってもらい、本当にありがとうございました」「入学前は明海大学ってどこにある大学?という感じでしたが、今では本当に明海大学にお世話になって良かったと思います」などと、口々に感謝の言葉を述べて閉会となった。

参加者の声
  • 大規模な大学なので学生に目が行き届いているのか不安だったが、今日お話をしてみて先生方の熱意が伝わってきた。前学期の成績が思わしくなかったが、こうすればいい…というポイントを教えてもらえたし、1年生から就職活動を視野に入れた心構えや意識を持つ大切さもよくわかった。(経済学科1年・男)
  • 2年から3年への進級要件をクリアするときも、本人としては厳しい状況でしたが、先生方がマンツーマンでフォローしてくれて…。現在も就職活動中ですが、諸先生方が娘の話を聞いてくれ、アドバイスももらっているので、頑張ってほしいですね。単位取得については問題ないと言われ、ほっとしました。(英米語学科4年・女)
  • 3年連続の参加です。現在娘は中国に長期留学中で、帰国後の生活面や就職活動について聞きたいと思っていました。留学前は期間や費用などで本人もいろいろ悩んでいましたが、留学先では元気に充実した日々を過ごせているので、思い切って長期留学に行かせて良かったたです。(中国語学科3年・女)
  • 地区教育懇談会の案内状を見て初めて参加しました。大学がどれだけ頑張っているのか…がとてもよくわかりました。不動産学科は専門用語が多く、本人も親も面食らっているところがあって(笑)。資格試験もあるので、今後どのように履修や資格取得を進めていけばいいのかを聞け、確認できたのでとても良かったです。(不動産学科1年・男)
  • 2年連続で、今回は本人が希望している留学の話を伺いたくて参加しました。費用や期間、留学後の就職活動など気になっていることが聞けました。高校時代は資格試験など全く受けてこなかった子でしたが、進級要件のTOEICも必死で勉強してクリアできたのでとても満足しているようです。先生にも良かったですねと言っていただきました。(ホスピタリティ・ツーリズム学科2年・男)

2019年度信州地区教育懇談会(長野市)

10/6
会場 ホテルJALシティ長野

 10月6日(日)、ホテルJALシティ長野で、信州地区教育懇談会が開催された。長野県内だけでなく、新潟、富山からの参加もあり、盛況な会となった。
 全体会で大塚政子教育後援会副会長が「短い時間ではありますが、お子さんの大学での様子がわかる良い機会です。個別面談で聞き足りないことは懇親会も利用してください」と挨拶した。次に安井利一学長は、明海大学の前身である城西歯科大学創設から50周年を迎えることから、今後の大学の更なる発展について話した。今年は、新たに保健医療学部を設置したほか、眞鍋政義元全日本女子代表監督をアドバイザーに迎えて、女子バレーボール部を創設したことなどを報告した。

全体会
大塚副会長
安井学長
個別相談

 鈴木洋州学生支援課長からは、就職状況を中心に大学の近況報告が行われた。
 就職活動は年々実質的な活動開始時期は早まっており、3年生の夏のインターンシップへの参加でふるい落としを始める企業もあるという。明海大学では1年生からキャリア教育を行っており、就職活動の早期化にも対応できる体制をとっている。「保護者は子どもの就職への価値観を否定することなく見守ってほしい」と話した。
 全体会後の個別面談で参加者は、各学科の教員から直接子どもの様子を聞いていた。また、希望者には就職や留学についての個別相談もあり、多くの保護者が訪れていた。

 その後、同ホテルの16階に場所を移し、懇親会が行われた。開会の挨拶で大塚副会長は「浦安を出た時は雨が降っていましたが、長野は晴れていて、この眺望を楽しむことできました」と挨拶。内苑孝美ホスピタリティ・ツーリズム学部長の乾杯の発声で懇親会がスタートした。
 教職課程センターの坂本純一先生は、教職課程を受講している学生の保護者が出席することから今回同行。「教職課程センターでは、学生を教員にするためだけなく、近隣の学校や日本語が不得手な学生への指導など、地域協力も行っています」と話した。毎年参加している不動産学科4年生の保護者は、「地区教育懇談会は大学の様子を聞くだけなく、安井学長をはじめとする先生方や、ほかの保護者と交流できるのも楽しみでした。娘は先日内定式に出席しました。高校生まで受動的だった娘が、能動的に変わったのは明海大学のおかげ。大学を信じて良かったです」と話していた。
 最後に教育後援会の野沢浩二役員が「本日は信州のおいしい料理を囲み、会話も弾みました。また来年もご参加いただきたい」と閉会の挨拶を述べ、お開きとなった。

IMG_1796(懇親会 女性は教員)
参加者の声
  • 昨年に引き続き参加しました。部活の先生にもお会いし、勉強以外の話も聞くことができて良かったです。先輩の保護者から、就職の相談にも親身になってくれると聞いたので来年も参加したいと思います。(経済学科2年・男子)
  • 就職活動といっても何をしているのか分からなかったが、いろいろ教えていただき、インターンシップについてもよくわかりました。息子は今、インターンシップや資格試験の勉強もして忙しいのですが、授業にはきちんと出席していると先生からお聞きして安心しました。(ホスピタリティ・ツーリズム学科3年・男子)
  • 大学のことを知りたいと思って参加しました。先生からは出席のことだけでなく、授業の様子もうかがうことができたので、参加して良かったです。(経済学科1年・男子)
  • 離れて暮らしているので心配で参加しました。先生方はみなさんフレンドリーで話しやすく安心しました。娘は資格取得に向けて頑張っているようです。難しい試験ですが、大学が手厚く指導してくれるので心強いです。(不動産学科1年・女子)
  • 就職のことが心配で参加しました。学科の面談以外に、就職の個別相談もしてもらえて良かったです。地元の懇談会には日程が合わず参加できないと思っていたら、今回信州地区で対応してもらえたのも大変助かりました。(英米学科3年・女子)
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