10月16日(日)、東海地区教育懇談会が静岡市内のホテルで開催された。静岡県、岐阜県、愛知県から25名の保護者が参加した。
【全体会】
冒頭、教育後援会の永井通会長は「年に1度の教育懇談会は、保護者の意見を大学に伝えるいいチャンス。明海大学を過ごしやすい大学にするため、どんどん意見を出してください」と参加した保護者達に語りかけた。
続いて壇上に立った安井利一学長は「保護者の方と直接話ができる機会を作ってもらえることに感謝しています」と述べたあと、今回の震災の被害状況につい て、キャンパス自体に大きな被害はなかったものの、液状化により道路が約60cmも地盤沈下し、上下水道や交通面での被害の影響を大きく受けたことなどを 報告した。そして「テレビなどで報道される浦安を見て不安になっておられる保護者の方もいらっしゃると思いますが、ぜひ復活した明海大学をご覧になってほしい」と大学施設の復興が順調に進んでいることをアピールした。次に、昨年大改定された教育課程カリキュラムについて話し、正課内外の豊富なカリキュラム の積極的な活用を促した。
最後に「大学は、夢に近づくにはどうすればいいのかを自ら模索し見つける場所。問題を主体的に解決する応用力、方法論、情報処理能力を身につけてほしい。明海大学で学んでよかったと思ってもらえるような大学作りをしていきたい」と力強く話った。
続 いて鈴木洋州学生支援課長が、各学部在籍学生数、学年暦、年間スケジュール、部活動などについて紹介。学年暦については特に「年間の行事が記載されている重要なもの。保護者の方もぜひ目を通していただき、お子さんをフォローしていただきたい」と話した。最も多くの時間を今年度以降の就活状況にあて「明海大 学では就活の早期化・長期化を踏まえ、さまざまなガイダンスや講座を用意し、対策している。求人倍率は相変わらず厳しい数字だが、これはあくまでも平均 値。業界や企業の規模によっても全く異なり、企業の規模や業界によっては厳しいばかりではないという現実を正しく学生に伝えることで、就職のミスマッチを なくしていきたい」と語った。年内一杯は内定辞退者を受けての採用活動が続いており、事実明海大学にも企業からの申し出が続々と来ているとのこと。「自己 分析をしっかり行い、『人柄・熱意・可能性』をしっかりとアピールしてほしい」とエールをおくった。引き続き、部活動や学友会活動の紹介を行ったあと、震 災における大学側の対応として、被災状況に応じた学費減免や、不動産学部によるアパート斡旋や法律相談、学生相談室によりカウンセリングなどの取り組みを報告した。
【個別面談】
場所を変えて行われた個別面談では、単位習得状況や、進級、就職など、担当教授とじっくりと話 し合う参加者の姿が見られた。待機中の別室では授業の様子やキャンパス施設を紹介する大学のDVDが上映され、「離れて暮らす子どもの日常が垣間見えるよ う」とこちらも好評だった。
【懇親会】
懇親会は、永井会長、安井学長によるスピーチのあと、歓談タイムへ。安井学長は飲み物を手に積極的に参加者の輪に入り、一人 一人とじっくりと言葉を交わしていた。場の雰囲気も打ち解けたころ、出席した教授陣が一人ずつ壇上に立ちスピーチ。キャラクター性豊かな教授たちのスピー チに参加者の笑いは絶えることはなく、あっという間に1時間半が過ぎた。開始当初は緊張した面持ちだった保護者たちだが、会場を出るときには皆すっきりとした笑顔だったのが印象的だった。
【参加者の感想】
10月30日(日)、中国・四国地区教育懇談会が岡山市内のホテルで開催され、7組10名の保護者が参加した。同じ市内から参加の保護者同士で会話が弾ん でいたが、「テレビの液状化の映像がショックで」「入学式も砂ぼこりだらけでした」など、今回の震災の影響を心配する声も聞かれていた。
【懇親会】
懇親会は、藤井副会長、安井学長による挨拶のあと、原口庄輔外国語学部長による乾杯の音頭で歓談タイムへ。教職員、保護者がテーブルを共にし、昨今の大学情勢や浦安の街の様子など、様々な話題に花を咲かせていた。出席した教授陣が一人ずつ壇上でスピーチした際に「授業が楽しいと子どもが言っているわけがわかるような気がしますね」と保護者同士がうなずきあっている姿が印象的だった。
【参加者の感想】
11月13日(日)、九州地区教育懇談会が福岡市内のホテルで行われ、32名の保護者、教職員、教育後援会役員が参加した。
【全体会】
全体会では、まず永井通会長から、「今日はリピーターの方が多いようですが、ぜひこれからもリピーターとして参加していただきたいと思います。今日は半日 の時間ですが大学についての心配なことは個人面談で先生方にお聞きし、教育後援会役員にも相談していただき、有意義に過ごしてください」とスピーチ。
次に安井利一学長が挨拶に立ち、東日本大震災が発生したときの様子や、復興に向けた大学の取り組みを報告。また「教育後援会と大学が車の両輪となっ て、学生たちが自己実現を図るための手助けと、本学の建学の精神である社会性・創造性・合理性をもった学生を育てるために、専門教育・人間教育をしっかり と行っていきたい」と続けた。
鈴木洋州学生支援課長からは、明海大学の近況報告として就職活動について多くの時間を使って細かく説明し、入学試験、在学学生数、学年暦、修学支援業務ス ケジュール、海外留学・海外研修派遣や夏季インターンシップ・体育会活動状況、構内の環境状況などについての報告があった。
【個別面談・懇親会】
個人面談ではそれぞれのブースで先生方による熱心な指導、助言があり、面談を終えた保護者からは安堵した表情が見られた。最後に行われた懇親会でも先生方の話に明るい笑い声が聞かれ、和気あいあいとした雰囲気で閉会となった。
【参加者の感想】
11月20日(日)、近畿地区教育懇談会が大阪市内のホテルで開催され、6世帯9名の保護者が参加した。
【全体会】
はじめに永井通教育後援会会長が挨拶。緊張した面持ちの保護者に「今日は保護者同士、横のつながりを作っていってほしい。そして来年もぜひ、リピーターとして参加してください」と笑顔で呼びかけた。
次に安井利一学長が壇上に立ち、スピーチ冒頭で東日本大震災からの復旧作業について説明した。被害の大部分は周辺土地の地盤沈下によるインフラ被害によるもので、現在はほぼ復旧をとげ、グラウンド整備作業の終了を待つばかりとのこと。離れて暮らす子どもを持つ保護者を前に、安心して学べる環境にあることをア ピールした。
全体会の最後は、鈴木洋州学生支援課長が資料をもとに学年暦、年間スケジュール、就職状況、部活動などについて説明した。中でも就職活動について多く の時間を費やし、「1.23倍」という最新の求人倍率についての分析を報告。「就職活動は、とにかく人に会うことに尽きる。インターネットに頼るだけでな く、OBやOGに直接会いに行って積極的に話をしてほしい」と話した。就職活動開始時期が12月1日にずれ込むことで企業研究の時間が減ることを懸念し、 「12月1日を待っていてはダメ。企業研究、自己分析など、今からできることをしっかりやってほしい。ミスマッチが少しでもなくなるよう、大学側も中小の 優良企業についての情報を積極的にオープンにしていきたい」と話した。続いてインターンシップや海外留学の紹介、体育会や学友会の活動報告が行われた。
【個別面談】
個別面談では学部ごとにブースが設けられ、単位習得や進級の状況について担当の教職員とじっくり話し合う姿が見られた。面談終了後も、空き状況を見ながら留学相談や就職相談のブースに回ったりと、積極的に動いていた。
【懇親会】
永井会長、安井学長による挨拶のあと、原口庄輔外国語学部長が乾杯の音頭をとり、歓談タイムとなった。この日は浦安キャンパス同窓会から北原会長とともに、 大阪支部の同窓生3人とその家族が参加し、それぞれスピーチした。保護者の一人は「年齢的にも近いので、将来の我が子を重ねる思いで聞いていました」と一 足先に社会に巣立った同窓生に頼もしさを感じていたようだった。
【参加者の感想】
12月4日(日)、沖縄地区教育懇談会が那覇市内のホテルで初めて開催され、23名の保護者、教職員、教育後援会役員が参加した。
【全体会】
はじめに永井通教育後援会会長から「初めて沖縄地区教育懇談会を開催したところ、沖縄からは18名の学生が大学に来ていますが、7組の保護者に参加してい ただき感謝しております。大学についての心配なことは個人面談で先生方にお聞きし、教育後援会役員にも相談していただき、有意義な時間にしてください」と 挨拶。
次に安井利一学長からは「東日本大震災では大学も被害を受けましたが、復旧復興に向けて取り組んでおり、年内にはキャンパス内すべてが 復旧できると思います。大学は一昨年カリキュラムを全面的に改正いたしまして、1年次に人間力として将来自分の夢を実現できる能力を養うことを目的にし て、社会に出て困らない基礎力を培うための学習を行っております。本学の建学の精神である社会性・創造性・合理性を持った学生を育てるために、専門教育・ 人間教育をしっかりと行っていきたい」とのお話があった。
その後、キャリアサポートセンター長の下田直樹先生から、大学が取り組んでいるキャリ ア教育について説明。また、鈴木洋州学生支援課長からは、明海大学の近況報告として入学試験、在学学生数、学年暦、修学支援業務スケジュール、海外留学・ 海外研修派遣や夏季インターンシップ・就職支援計画や活動状況、体育会活動状況、構内の環境状況などについて詳細な報告があった。
【個人面談・懇親会】
個人面談では、各学部長による熱心な指導、助言に対して保護者は安堵した様子を見せ、続く懇親会でも各部長の話に明るい笑い声が。和気あいあいとした雰囲気のなか、閉会となった。
【参加者の感想】
明海大学浦安キャンパス 教育後援会
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