2021年11月20日 00:00
11月20日(土)、ホテルモントレ ラ・スール福岡で、九州地区教育懇談会が開催された。現在、九州地区からは46名の学生が在籍している。
大塚政子教育後援会会長は「昨年は新型コロナウイルス感染症拡大のためにオンラインでの配信となり、保護者の皆さまにはご心配もたくさんあったと思います。今日は時間の許す限り納得できるまでお話しください」と挨拶。
安井利一学長は「明海大学に入学してくれた学生が、遠隔授業が受けられるよう全学生に5万円の設備費を支援しました。今後も保護者と大学が一緒になって学生の夢の実現を支援していきたい」と話した。さらにスライドを使って大学の施設や設備のほか、感染症対策についても紹介した。
大塚会長-安田学長_九州地区教育懇談会(福岡市)
続いて各学部の教員から授業内容や進級要件などの説明があった。
経済学部の下田直樹学部長は「現在、経済学部には1340人ほどの学生がおり、学内では一番の大所帯」と話し、「明海祭では3年生がゼミごとにプレゼン大会を行い、それぞれの研究成果を発表して優勝を競った。また、4年生の約7割が就職を決めており、12月末の卒論発表会に向けて準備している」と述べた。
ホスピタリティ・ツーリズム学部については内苑孝美学部長が説明。7年連続就職率100パーセントを達成している同学部では、観光業がコロナ禍で苦戦している中、「学生はいち早く状況を理解し、いろいろな業界に目を向けて動いてくれた結果だ」とした。また、来年度から新設される「デジタル・イノベーション メジャー」については、「ビジネスでのデジタル化の波に対応できる人材の育成を目指す」と語った。
日本語学科の田鍋桂子准教授は、近年のグローバル化により、小中学校では日本語を母語としない子どもが増えていることに触れ、「日本語教育のプロフェッショナルが求められている。学んだ専門性をボランティアなど学外で生かす活動も行うなど、日本語学科の果たす役割は大きい」と話した。
外国語学部教職課程センターの大池公紀先生からは、ここ数年着実に実績を上げている教員採用試験について説明があった。2016年は1名だった合格者が昨年は10名、今年は9名で、明海大学規模の大学としては高い数字だという。実際、「高校では『教職の明海大』という認識が広まりつつある」と述べた。
そして、大澤貴士学生支援担当課長からは、保護者の最大の関心事である就職状況を中心に、大学の近況報告があった。
全体会後は、教員と保護者による個別面談が行われ、懇談会は終了となった。
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