2023年9月2日(土)開催北海道地区(札幌市)教育懇談会【中止】
Meikai University
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初めに、教育後援会の山﨑康弘会長が「コロナ禍の3年間、保護者として感じたのは、大学の教職員の皆さんの学生をコロナから守りつつ、教育は止めない、就職もあきらめないという強い意志です。明海大学は本当に学生のことを考えてくれる大学だと感じました」と挨拶。続いて 大学から内苑孝美副学長が登壇し、「本日は保護者の皆さまが聞きたいことにできる限りお答えしていきます」と述べた。
山﨑康弘会長
内苑孝美副学長
<就職活動について>
近年の就職活動はインターネットを利用して行われる。オンライン面接はコロナ禍が落ち着いた後も、引き続き面接方法として定着している。また、就業体験として位置づけられていたインターンシップが、企業側が学生を集める手段のひとつとして位置付けられるように。3年生の夏からインターンが始まることを勘案すると、3年生に進級したころから積極的な情報収集、活動が求められる。就職活動のスケジュールは4年生に上がる3月1日から企業の「広報活動」が開始され、企業へのエントリーが始まる。6月1日からは「採用選考活動」がスタートし、面接や試験等が行われる。しかし近年は、3月よりも前から学生にアプローチする企業が増えるなど、就職活動は早期化する傾向にある。今年度は求人倍率の増加と早期化に伴い、5月15日現在、現4年生の内定率は72・1%という調査結果もある。就職活動における家族への要望として、「本人の価値観を認める」ことが大切で、会社の名前や規模で判断せず、本人の希望を優先してほしいと大田原課長は話した。
大学の近況報告として大澤貴士学生支援担当課長から、体育会の活動について、空手道部、陸上競技部、女子バレーボール部の活躍ぶりを話した。また、「コロナ禍の落ち着きにより、留学が再開しているので、興味のある人は相談してほしいと」と話し、修学支援業務も引き続き行っていくと語った。
全体会終了後は、個別面談が行われ、担当教員が学生の普段の様子などを個別に話した。個別相談ブースでは、留学や就職、出席や奨学金などの相談に職員が応じ、口腔保健学科のみ、別室で学科説明を行った。それ以外の学科は学科教員による個別相談が行われた。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
開会に際し、教育後援会の山﨑康弘会長が「1年生、2年生、3年生の保護者の皆さんにも現在の就職活動の様子をお伝えしたい」と挨拶した。
山﨑康弘会長
講 演「就職環境を取り巻く環境変化とサポートのあり方」
既に就職活動を終え、内定先が決まっている学生6名がパネリストとして登壇し、下地信也総合教育センター講師がコーディネーターとなり、パネルディスカッションを行った。
氏 名 | 所 属 | 就職内定先等 | 就職活動詳細 |
松本 夏保 | 外国語学部日本語学科 | スポーツ業界(トレーナー) | 説明会4社程度、内々定2社 |
大貫 凌輔 | 外国語学部英米語学科 | IT業界(システムエンジニア) | 説明会15社程度、内々定1社 |
佐藤 華織 | 外国語学部中国語学科 | 自動車業界(営業職) | 説明会15社程度、内々定2社 |
村上 風日 | 経済学部経済学科 | 金融業界(営業職) | 説明会15社程度、内々定3社 |
音地 裕大 | 不動産学部不動産学科 | 不動産業界(営業職) | 説明会14社程度、内々定5社 |
長岡 智香 | ホスピタリティ・ツーリズム学部 ホスピタリティ・ツーリズム学科 | ホテル業界 | 説明会10社程度、内々定3社 |
8月26日(土)、浦安キャンパスで、関東地区教育懇談会が開催された。6月開催の1・4年次に続き、今回は2年次と3年次の学生の保護者を対象に行った。
教育後援会の山﨑康弘会長は「暑い中お集まりいただきましてありがとうございます。保護者の皆さんが気になっていることをお気軽に相談、質問してください」と挨拶。続いて大学を代表して内苑孝美副学長が「今年度はイベントや海外研修などが再開し学内の様子がコロナ禍前に戻ってきています。3年生は就職活動が始まってきているので保護者の皆さんの心配を少しでも解消したい」と述べた。
山﨑康弘会長
内苑孝美副学長
学生生活については、大澤貴士学生支援担当課長が報告した。学生支援課では年4回、学生の出欠調査を行っている。これは欠席が多い学生は、修学する意欲をなくしてしまう傾向にあるため、早めに該当学生を見つけ、課題解決へと導くもの。「コロナ禍で授業などの学生生活や、気分の落ち込みなど、どんな悩みでも大学に相談してほしい」と話した。
全体会終了後、口腔保健学科の保護者は別室で説明会と個別面談を、それ以外の学科の保護者は体育館で担当教員と個別面談を行った。また、留学や就職など専門の担当者による相談ブースも設置され、多くの保護者が熱心に相談していた。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
開会にあたり浦安キャンパス教育後援会の大貫まどか副会長から「教育後援会は各学年5名ずつの代表を選出して活動しています。一番力を入れているのがこの地区教育懇談会で、保護者の皆様との対話を目的として、今年度は6~11月にかけて全国10カ所・計11回開催します。大学の環境や、教職員がどのように学生と向き合っているのかを知るための機会として活用していただき、教員との個別面談も有意義な時間になれば幸いです」と挨拶があった。
続いて下田直樹経済学部長が登壇し、公務で出席が叶わなかった中嶌裕学長に代わり挨拶を行った。冒頭で「高校生までは必ず家に帰ってきていたお子さまと離れて暮らすのは、大変な不安があったと思いますが、ご安心ください」と語り、教職員に対する言葉使いを例に挙げて、大学生活を送りながら学生たちが日々成長を遂げていく様子を伝えた。さらに教育とは大学教職員と保護者・保証人の皆様との共同作業・コラボレーションだと思うとも述べ「心配はあると思いますが、とことん信じて見守っていただきたい。大学では教職員が学生一人ひとりを見て指導していきます。」と語った。
大澤貴士学生支援(学生支援担当課長)からは大学近況報告が行われた。2023年度の学生数や入試傾向についての説明があったほか、3月30日に4年ぶりとなる対面の新入生歓迎会が行われたこと、11月3・4日には明海祭も実地開催予定と伝えられた。また、学生支援課(学生支援担当)が力を入れている授業出欠席状況調査については「欠席が多い学生が修学意欲を失う前に、早期発見・問題解決へと導きたい。もし欠席が続いた際には、その理由をぜひ聞いてあげてほしい。」と話した。大学生活での困り事があった際には幅広く支援している『修学継続支援・相談室』があることも紹介し、「お子さんから相談があった場合は、保護者の皆様からも『相談してみては?』と働きかけてほしい。」と述べた。就職については、公務員などを除いた民間企業への就職をメインに説明が行われた。現4年生の大卒就職倍率は1.71倍となっているが、従業員規模や業種によっても差が大きく、いろいろな業種を見て視野を広げることが重要であること。採用については3年生の3月から企業の広報活動、4年生の6月から採用選考活動というスケジュールに大きな変化はないが、すべての企業が準じているわけではないと説明。早い時期からの情報収集、インターンシップへの参加、エントリーシートの書き方、オンラインへの対応など、保護者世代とは違う就職活動の詳細について説明があった。
全体会の後は各学科教員との個別面談が行われ、時折笑顔や笑い声を交えながら和やかに進められた。
個別面談の様子①
個別相談の様子②
10月7日(土)「ホテルJALシティ長野」にて、信州地区教育懇談会が開催された。
教育後援会の山﨑康弘会長は、「お子さんがどんな生活を送っているのか、就職のことはどうなっているのかなどを先生に直接お聞きすることで、保護者の皆さんが安心できる一助になればと思います」と挨拶があった。
続いて内苑孝美副学長から、「長野、富山、福井、石川の4県からは55名の学生が学んでいます。今年度から授業や課外活動などコロナ禍前に戻っており、今後も就職に強い大学として力を入れていきます」と述べた。
全体会の後は個別面談が行われ、じっくりと話し込む姿や、時折、笑い声が起こるなど、保護者の不安が解消された様子だった。
個別面談の様子①
個別面談の様子②
昨年まで、東北地区での開催は盛岡市と郡山市の2カ所だったが、保護者からの要望を受けて今年は仙台市と郡山市にて実施することになった。秋晴れの下、仙台市での地区懇談会については、13組の保護者が集まった。
県外に子どもを出して心配を抱えている保護者に対して、山﨑康弘教育後援会会長は、「教育後援会の役員は浦安の近くに住んでいる人が多い。未曾有の事態などが起きた場合でも、われわれが皆さんのお子さんをしっかりとお守りします」と、保護者へ安心感を与える言葉をかけた。
続いて、内苑孝美副学長から挨拶があり、「東北地区(仙台市)からは68名の学生が浦安で学んでいる。保護者の皆様からお預かりした大切な学生を教育や就職等でしっかりサポートしていく」と述べた。
個別面談では、各学部学科の教員と保護者が1対1で直接対話。「企業から内定をもらっているが、卒業の単位は足りているか?」「本人は大丈夫だと言っているけれど、毎日授業に出ているか?」など、さまざまな心配事や質問をする姿があった。教員は学生の授業時間割や出欠席表、成績表などの資料を見せながら、「生活が乱れてくると、1時限目の授業に出なくなる傾向がありますが、お子さんはしっかり出ているので大丈夫ですよ」など、真摯に返答。また、「留学を希望している」との相談には、「留学は、行くタイミングや期間によっても得るものが違います。教職を取るなら1、2年生で行った方がいいし、専攻次第では3年生までに単位をたくさん修得しておいて、3年生で行く選択肢もあります」など、具体的なアドバイスが。どの保護者も胸のつかえが取れたような様子で、笑顔で会場を後にしていた。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
仙台市に引き続き、東北地区として郡山市で地区懇談会が開催された。あいにくの雨模様だったが、4学科の学生の保護者が会場へ集まった。
冒頭に挨拶したのは、髙津吉和教育後援会副会長。「教育懇談会は、教育後援会の事業で最も力を入れているものです。一人でも多くの保護者が各先生と対話できるよう、全国各地で開催しています。疑問や心配事を解決できる重要な機会ですから、たくさん話して有意義な時間にしてください」と呼びかけた。
内苑孝美副学長は「授業が全面的に対面になり、マスク着用も自由化してコロナ禍以前の大学に戻りつつあります。海外研修、学外活動なども復活して、学生にはどんどん外に出て経験を積むように話しています」と、直近の大学の様子について紹介した。
続いて、大澤貴士学生支援担当課長から大学の近況報告と就職状況について報告あった。2025年卒の就活生から、企業がインターンシップへ参加した学生の情報を採用活動に使用して良いことになったことを説明し、「就活において、インターンシップがますます重要なものになってきます。大学でも学生に参加を促していますが、保護者からも必ず参加するようにアドバイスしてあげてください」と伝えた。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
九州地区出身の学生は33名在籍しており、教育懇談会には4組7名の保護者が集まり開催された。
最初に山﨑康弘教育後援会会長が「教育後援会の大きな事業のひとつであるこの教育懇談会は、『参加してよかった』という声を毎回いただいています。今日は限られた時間ですが、先生方と有意義なお話をしていただければ」と述べ、評議員会や役員会などで学生への食事面のサポートについて要望が出ていることにも触れ「近いうちにそれも実現できそうだ」という報告も行われた。
続いて中嶌裕学長が登壇し「この4月から学長に着任し、私も明海大学歯学部出身の明海育ちです」と挨拶。「九州という遠い場所から学生を送り出し、学業面・生活面とご心配もあると思います。大学としては建学の精神にのっとりしっかりと学生を教育して、社会人としてやがては皆さまのところにお戻ししたい」と語った。また、最近の学生教育については、学生を中心に大学と家庭と三者一体となって育てることが大切と話し、「大学へのご質問やご意見など、忌憚なくいただければ改善をしていきたい」と結んだ。
全体会終了後は各教員との個別面談が行われた。学生の成績等を教員と確かめつつ、時折笑みを交えながら各ブースとも会話が弾んでいた。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
静岡、岐阜、愛知、三重を対象地区としている東海地区教育懇談会には82名の学生が在籍しており、会当日は、4組4名の保護者が出席した。
開会にあたり、伊藤真教育後援会役員から挨拶があった。教育後援会は各学年5名、計20名で活動していることが伝えられ「教育後援会が一番力を入れているのがこの教育懇談会で、一人でも多くの方と対話ができるよう、全国各地を回っています。先生方とお話をして、お子さんがどんな環境で勉学に励んでいるか、教職員の方々がどのように学生と向き合っているかを知る機会としてください」と述べた。
次に三輪祥宏ホスピタリティ・ツーリズム学科主任が登壇し、現在の大学の様子を「夏休み中のインターンシップやハワイ奨学派遣の報告会も終わり、1・2年生には進級が現実味を帯びてきている時期」と説明。また現在の就職状況にも触れ「4年生は80%が内定を得ている。本人が望む進路や将来を実現するために、希望者の100%が就職できるようサポートをしていきたい」と述べ、「今日は皆さんが疑問を持ち帰ることがないよう、できる限りお話ができれば」と結んだ。
大学の近況報告後は、各学科教員との個別面談が行われた。担当教員との話のほか、学生支援担当職員と情報交換をしたりと各々有意義な時間となり、笑顔で会場を後にしていた。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
11月11日(土)、ホテルメルパルク大阪で、近畿地区教育懇談会が開催された。近畿地区からは現在27名の学生が在籍している。
教育後援会の山﨑康弘会長は冒頭の挨拶で「12月には学生の食支援として、学内でパンを3つ100円で販売します。これは保護者からの「学生をもっと支援してほしい」との声から実現しました。これからも学生のためにできることを進めていきます」と述べた。
続いて下田直樹経済学部長が壇上に立ち、「教育は保護者と大学のコラボレーション。情報を共有しながら子どもたちの巣立ちまで見守っていきます。これからは生成AIやChatGPTなどのAI技術と一緒に生活する社会がやってきます。そのために学生には大学でしっかり力をつけてもらいます」と述べた。
全体会の後は、個別面談が行われ、教員が直接学生の様子などを説明すると、保護者がホッとした様子で表情が和らいでいた。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
11月12日(日)、ホテルグランヴィア岡山で中国・四国地区教育懇談会が開催された。当該地区からは現在25名の学生が在籍し、懇談会には山口県からの参加もあった。
山﨑康弘教育後援会会長は「4年間、教育後援会の役員として大学を見てきましたが、明海大学は本当に学生に手厚い。就職についても、どうしたら早く内定がもらえるかを考えながら動いてくださっている。それが高い就職率に表れていると思います」と挨拶した。
次に佐々木文彦教務部長が登壇し、「新型コロナウイルス感染症の流行により大学で授業ができない期間がありました。あのとき教員たちは授業の中身とはどういうものか、学びの本質とは何かを真剣に考えました。工夫する機会を得て、やり遂げるという大きな経験を得ました。これからも私たちの挑戦は続いていきます」と述べた。
全体会の後は、個別相談が行われた。単位の修得状況や学生生活のことなど、日ごろ気になることを聞く姿があった。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
沖縄地区には26名の学生が在籍しており、教育懇談会には4組8名が出席した。
開会にあたり山﨑康弘教育後援会会長が挨拶に立ち、「コロナ禍でも、学生の健康を第一にしながら教育を止めなかったことや、就職活動への手厚いサポートは他大学にないもの」などと述べ大学への感謝を示した。また12月4日~8日に浦安キャンパスで開催する教育後援会主催のランチ支援事業(パンの販売)にも触れ、学生たちの支援になれば…と説明。「今日は時間の許す限り先生方に質問などをしてください」と結んだ。
教員との個別面談では、示された資料をじっくりと確認し、相談する真剣な姿も。緊張が解けてからは、教員と笑いを交えながら話が弾む保護者など、各ブースとも有意義な時間を過ごし、会場を後にした。
個別面談会の様子①
個別面談会の様子②
明海大学浦安キャンパス 教育後援会
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