2014年度 国内大学視察研修 =東北学院大学=

「心を育てる」教育とは

  2015年2月7日(土)、教育後援会会長や役員をはじめとする12人が参加し、「2014年度国内大学視察研修」が行われた。今回の訪問先は、キリスト教による人格教育を基礎とする東北学院大学(宮城県仙台市)。教育後援会の運営方法や大学施設、学生生活の様子など、時間は短いながらも多岐にわたる視察が行われた。

 東北学院大学後援会の齋藤事務局長の説明に、頷きながら熱心にメモをとる参加者。
齋藤事務局長は大学職員で、総務部次長兼総務課長としてもご活躍されている。

 災害ボランティアステーション副所長の阿部教授。当ステーションの果たす役割について熱い思いを語った。

 東北では屈指の約100万冊という収蔵能力を有する東北学院大学の図書館。明海大学の図書館と同じように、一般の方々にも開放している。職員の方々が、学生たちにどうすれば興味・関心を持ってもらえるかと、いろいろな工夫を凝らしている。

 蔵書も大変多く、明るいきれいな図書館。
島崎藤村が教鞭をとっていたということもあり、「若菜集」の初版本もある。

 3・11東日本大震災に関するコーナーを設置し、震災に関する書物をたくさん置いている。

 ラーハウザー記念東北学院礼拝堂は、1932年3月に献堂された。収容人員は900名で、外壁に地元秋保産の石が使われており、ステンドグラスにはイエス・キリストの昇天の場面が描かれている。

 パイプオルガンは2代目で、1978年にネオ・バロックスタイルの物を購入。この礼拝堂は、5月に行われる後援会の総会会場にもなっており、その際にこのパイプオルガンも演奏される。

 この資料センターは、東北学院に関する歴史を将来に伝承するとともに、「建学の精神」に関する資料を収集・保存・展示し、東北学院の発展に資することを目的として2001年にラーハウザー記念東北学院礼拝堂地階に開設された。どなたでも自由に入館できる。

 閖上の記憶とは、2012年4月22日、更地になってしまった閖上地区の真ん中に設置されたプレハブ小屋のこと。その目的は、閖上地区の人々が復興の中核として機能することを目指すとともに、新s内の資料館としても活用している。
開所からの2年間で、全国・世界から3万人を超える方々が訪れている。津波祈念資料館として、閖上に関する写真集や書籍、心のケアの取り組みで制作した子どもたちのジオラマ作品を展示しおり、津波に関する写真・映像も見ることができる。案内人の方の説明に涙を禁じえなかった。

 閖上中学校慰霊碑は、震災当時に通っていた14名の生徒さんの慰霊碑。冷たい石ではなく、角がなくなるくらいたくさん触っていつも温かい慰霊碑にしていたいという家族の願いがこめられている。
また、高さ6.3mの日和山公園は、丘の頂上から2.10m上まで浸水した痕跡が残っていた。現在はメモリアルスポットとなっている。

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